遺言添削、公正証書をご依頼いただきました皆様には、遺言内容を効果的に伝えるため、ご希望に応じて、無償で録画やハッピーメッセージ作成指導をお手伝いいたします ※ 遺言相談のみの方は別途費用が発生いたします。
遺言を読んだ家族が不満を感じたとしても、録画やハッピーメッセージがあれば、遺言内容の背景や動機、あなたの気持ちを伝えることができ、必ずご納得していただけます。
家族への感謝を手紙にすることで、あなたの現在の想いを確認することができます。 明日からの生活も充実して過ごすことができるでしょう。
万が一、家族が遺言をめぐり争いになったとしても、録画やハッピーメッセージは証拠となり、争いを防止・解決することができます。
ハッピーメッセージとは、『周りの人々への感謝をつづる最後の手紙』です。 遺言は、『法律』により、周りの人たちを幸せにすることができますが、ハッピーメッセージは、『感謝』により、周りの人たちを幸せにすることができます。 感謝をつづることで、自分自身の気持ちを確かめ、 感謝を形に残すで、周りの人たちに気持ちを伝える。 ハッピーメッセージを書いた人たちは、その後の人生も楽しく歩むことができるでしょう。 ハッピーメッセージを読んだ人たちは、遺言の内容も深く理解できることでしょう。 ここで、ラジオ番組「You・I・Go-on」(RedsWave78.3Mhz)で取り上げたハッピーメッセージを一部紹介します。
拓郎さんは亡くなったお父さんの書斎を整理していたところ、1通の手紙を見つけました。雪が降る寒い季節のことです。天国のお父さんが拓郎さんに宛てた手紙は、拓郎さんへの感謝で満ちていました。
拓郎へ
俺の息子に生まれてくれてありがとう。 初めて拓郎がお母さんのお腹にいることが分かったとき、 お父さんは正直、なんと言うか困ってしまった。
本当に困ったということではなく、 「自分はこれから父親になるんだ。」 ということに対して自分への不安が先に立ちました。 「俺なんかがちゃんと人の親になれるんだろうか?」 そういった不安です。
でもそんな時、一冊の本に出会いました。 それは、子供が両親を選んでくれているといった優しい本だった。
まだ生まれていない命も不安が一杯の中で、 「このお父さん、お母さんなら大丈夫!」 と勇気を振り絞って自分の両親を選んでくれているのだ と教えてくれました。
これから拓郎も父親と呼ばれる日が来るだろう。 そのときにこの話を思い出して欲しい。 お父さんは拓郎に選んでもらえたのだという想いで、 父親としての自信と勇気が湧きました。 そして、この時の気持ちこそが、 どんなに苦しいときも父親の責任をまっとう出来たお父さんの支えだった。
本当に感謝しています。 お父さんとお母さんを選んでくれてありがとう。
父 正樹より
このお手紙には通帳が一冊と、暗証番号4桁が記されたメモが入っていたそうです。 しかしながらその番号には誕生日や記念日などで思い当たるふしは無く、それをお母さんに尋ねたところ、お母さんはハッと何かを思い出し涙が止まらなくなったそうです。 それは、拓郎さんがこの世に生をうけたことを刻む数字、拓郎さんを初めてその手に抱きしめたときに感じた命の重さ。 拓郎さんが産まれた時の体重だったそうです。 拓郎さんがこのお手紙を開いたのはクリスマス・イヴ。親と子の出会いもまた、神様からの奇跡のプレゼントなのかもしれません。
佳代子さんは、夫の伸哉さんと長男聖哉君3歳と幸せな生活を送っていたところ、めでたく2人目の子供を授かりました。 しかし、3カ月の検診のとき、ある病気を患っていることが判明し、出産か治療かを選択しなければならなくなりました。 以下、佳代子さんから、長男の聖哉くんへ宛てた手紙です。
聖君へ
この手紙を聖君が読む頃には、ママはきっと天国にいるだろうな。 さみしい気持ちにさせちゃって、ごめんね!
ママは、神様からとても大事なものを2つもらいました。 ひとつは、聖君の弟君か妹ちゃん! もうひとつは、病気!
その頃、パパとママはちょっと仲が悪くってケンカばかりしてたから、神様がきっと怒ったんだ! それからは、パパとママはたくさん泣いて、いっぱい、いっぱい二人で泣いて、聖君の弟君か妹ちゃんを選びました。 だって、パパとママは子供が大好きで愛し合って結婚したの!
結婚してすぐに神様はとても大切でとてもうれしいご褒美をくれたの!
そう!それはあなたよ!聖君! ずっとずっとパパとママの大事な大事な宝物!
そんな聖君にママね!実は妹ちゃんがいいなあって! 神様ごめんなさい! 元気に生まれてくれたら、どっちでもいいよね! でも、今は「光(ひかり)」って呼ばせてね!
ひかりが生まれた頃、ママは天国にいると思います。 神様のところでキラキラ働くの!聖君はさみしくなったらお空を見てね! ずっと、聖君をママは見てるから!だから泣かないでね!
さあ!ここからはママと聖君だけのヒミツだよ! 絶対!絶対!内緒~!! ママはなんと!聖君にプレゼントがあります!
それは…それは…
新しいママで~す!
聖君はパパとひかりと、そして新しいママと力を合わせて助け合って、いっぱいいっぱい愛し合って、仲良くして欲しいの!
元気で笑顔な聖君がママは大好きです。 本当は泣き虫のパパをよろしくね! ママはお空からいっぱいいっぱい応援します! バイバーイ!聖君! 大大大だーい好き! 聖君、愛してる!!
ママより
佳代子さんは、無事にひかりちゃんを産み終え、分娩台の上で笑顔で永眠されました。 享年24歳。病名 急性白血病。
上記のようなハッピーメッセージは、気持ちを伝えることができる大切な手紙です。 皆様も一度、筆をとることをお勧めします!